ケグワース航空事故:揺れが収まったことが、なぜ誤判断を強めたのか
異常への対処をした直後に、音や揺れが弱くなる。すると、その対処は正しかったと思いやすい。1989年1月8日に英国ケグワース近郊で起きたブリティッシ…
異常への対処をした直後に、音や揺れが弱くなる。すると、その対処は正しかったと思いやすい。1989年1月8日に英国ケグワース近郊で起きたブリティッシ…
道路に並ぶ大きな松明が知られる、山梨県富士吉田市上吉田の吉田の火祭り。けれど、資料が描く祭りの火は町の道路だけにあるのではない。沿道の家々や富士山…
韓国東海岸の江陵で行われる端午祭には、仮面劇や民俗行事など多彩な催しが集まる。ただ、その全体を川沿いの会場だけで捉えると、見えなくなる準備がある。…
宇宙へ向かう前の地上試験でも、宇宙船の内部には重大な危険があり得る。1967年1月27日、アポロ1号の乗員3人が、打ち上げのカウントダウンを模擬す…
甲冑姿で馬を走らせる光景が印象的な相馬野馬追。しかし、福島県相馬地方のこの祭りは、速さを競って終わるものではない。最後には相馬小高神社で「野馬懸」…
ペルーのクスコ地方で行われるコイヨリッティ巡礼祭では、人々がシナカラの聖堂へ向かう。オコンガテにあるその聖堂には、岩に描かれた聖像がある。しかし、…
1917年の船舶衝突と大爆発。戦時の輸送拠点だった港の役割を追い、船上の火災、岸の生活、救援の経路がどこで重なったかを読む。
飾りを付けた牛が田を進み、早乙女が歌いながら苗を植える。広島県北広島町の壬生の花田植は、田植えの横で音楽を演奏する催し、と説明するだけでは足りない…
スペイン南部のコルドバで開かれるパティオ祭は、家の中庭を花で飾り、人々に公開する祭りだ。壁に並ぶ鉢植えを眺めるだけでも鮮やかだが、パティオは祭りの…
1889年のサウスフォーク・ダム決壊。運河への給水施設が余暇の湖へ変わる過程を追い、放流管・余水路・堤頂がそれぞれ担った役割を整理する。
博多祇園山笠には、町を舁いて、つまり担いで進む山笠と、高く飾って見せる山笠がある。初めから競走用と鑑賞用に分かれていたのだろうか。福岡市の歴史解説…
スペインのエルチェで受け継がれる神秘劇、ミステリ・デルシュでは、教会の床だけが舞台ではない。聖堂の上方から天使が現れ、聖母が天へ昇る。サンタ・マリ…
1900年のハリケーン後、ガルベストンは防潮堤と市街地のかさ上げを進めた。家、運河、道路の高さを追い、海辺の壁だけでは見えない復興を読む。
龍踊や船の曳き物を、家や店の前で短く披露する。長崎くんちの「庭先回り」は、神社などでの奉納の余興ではない。踊りを届ける相手がいて、その相手とのやり…
イタリアのノーラでは、聖パオリーノをたたえるジッリ祭で、大きな木の塔が人の肩に載って街を進む。ジッリと呼ばれる塔は8基。さらに船の形の奉納物が加わ…
1952年12月、ロンドンを覆った大スモッグ。煙を生む暮らしと、煙を逃がさない大気を分けると、天候の回復と再発を減らす対策の違いが見えてくる。
獅子や鯛の曳山は、木を丸ごと彫ったものではありません。紙・麻布・漆と台車の役割から、唐津くんちを造形と巡行の両方で読み解きます。
冬を送るハンガリーの祭りでは、木の面と毛皮に包まれたブショーに案内役が寄り添います。変身する道具と歩行を支える役割、町に伝わる由来をたどります。
1990年に判明したハッブルの主鏡の不具合。繰り返し正確に測れることと、正しい基準で測っていることの違いを、調査報告と補正の経緯から考える。
郡上おどりを、徹夜で踊る時間だけでなく、日ごとに移る場所から解説。縁日との関係と参加する輪に注目し、城下町との結び付きを考えます。
大祭の主役はワインだけではありません。畑を手入れする人をたたえる仕組みから、毎年の訪問、3年ごとの表彰、世代ごとの祭りを読み解きます。
2007年の英国の脱線事故では、分岐器が危険な状態でも信号の検知は失われなかった。位置の検知と、構造を保つ仕組みの違いを考える。
阿波おどりの鳴り物を、大太鼓の低音、締太鼓のリズム、鉦のテンポという役割から解説。ぞめきばやしと踊りの姿勢を分けて見ると、連を支える仕事が見えてき…
香港・長洲の太平清醮は、北帝への感謝と島の平安を願う祭礼。子どもが宙に浮いて見える飄色の行列、赤い文字の平安包、競技が組み合わさる祭りの姿を紹介し…